MBA流リーダーシップ強化方法08~理論と実践の壁~

2015.08.25 (火)

「なかなか自分が思うようなリーダーシップを発揮できない。どうしたらいいの?」

「チーム力を高められるリーダーになりたいけど、どうしたらできるようになるの?」

「メンバーのモチベーションを上げたいけど、どうすればいい?」

 

自分らしいリーダーシップのスタイル(自分理論)をみつけると、

「よし!これで自分もリーダーシップをバリバリ発揮できるぞ!」と誰もが思うはずです。

でも、実際はすぐに発揮できる人はほとんどいません。

なぜでしょうか?

 

理由の一つに、「理論と実践の壁」が想像以上に高いことがあります。

「知っていること」と「できること」は全く違うともいえます。

やることは頭ではわかっている。

でも、それが実践になるとできない。

このことは仕事だけでなく、いろんな場面で経験したことはあるのではないでしょうか?

 

ダイエットなどはいい例です。

ダイエットをするには、「摂取カロリーを少なくし、消費カロリーを多くする」のが基本です。

つまり、「食事の量を制限して、運動を多くする」

これに尽きるわけです。

 

でも、ついつい食べ過ぎてしまう。

あるいは、面倒くさくなって運動をさぼってしまう。

頭ではわかっているのに、実践できない。

結果、ダイエットに失敗してしまう。

「知っていること」と「できること」が大違いである好例です。

 

また、「過去の習慣は変えにくい」というものもあります。

これまでにやってきたことを変えるのは、思っている以上に大変なのです。

習慣化するまでは難しいですが、いったん習慣化すると続けるのは意外に簡単です。

逆に習慣化されたものを変えるのは一朝一夕ではできません。

 

参考として私の例を少しご紹介します。

私は初めてリーダーになったときは、結構ガミガミうるさく言うタイプのリーダーでした。

自分の中に「狭いストライクゾーン」があって、そこに入らないものはすべて却下していました。

 

「そうじゃなくて、こんな感じにしてって言ったでしょ!」

「これだと全然ダメだから、全部直して!」

などなど。

このスタイルを何年も続けていました。(半ば習慣化していました…)

 

ただ、MBAでリーダーシップを学んでから、

「メンバーに共感できるリーダー、奉仕できるリーダーになろう」と決めました。

そこで、自分のストライクゾーンに合わなくても、最大限尊重する姿勢を見せる。

少なくとも出来ている箇所は「すごくいい感じ」と褒める。

そんなことを心掛けました。

 

しかし、ストレスが溜まっていたり、時間に追われていたりすると、

「もう言ったことと全然違う!こんなんじゃ全然ダメ!」

と過去のやり方に戻ってしまう。

 

「あー、またやってしまった…」

と落ち込むことが何度もありました。

 

では、どうすれば、過去の習慣を変え、自分理論を実践できるようになるのか?

明日以降、お話ししていきます。

 

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