MBAホルダーの本音31~MBAでつくった人脈2~

2015.12.01 (火)

質問者

何でも話せる人が社外にいるというのは大きいですね。

 

渡邊

つらい思いをしているときに、お互いに悩みを話すと安心できるんですね。

「あ、つらい思いをしているのは自分だけでないんだ」と思えますので。

話すだけで気が楽になるんですね。

やはり年齢や立場が上がるほど、社内で相談できる人は確実に減っていきますから。

 

質問者

やっぱり部下や年下の人には相談しにくいものですか?

 

渡邊

そうですね。それは間違いなくあります。

同じような境遇の人じゃないと、わかってもらえないんじゃないかというのはありますね。

でも、同じ人とばかりでもいけない。

そうすると何でも言える社外の人との関係は大きいのかなと思います。

「社長は孤独」「リーダーは孤独」というのはなんとなくわかる気がします。

 

質問者

よくいわれることですよね。

 

渡邊

「社内で相談できる人がいない」というのは立場上そうなんだろうなと思います。

役割として仕方のないことだと思います。

そういう意味でもMBAで外部とのつながりを持つ。

同じような立場の人と話ができるというのはいいことだと思います。

 

質問者

なるほど。やはり同じような立場の人がMBAでの友達にいるんですね?

 

渡邊

はい。特に修士論文を作成するときに知り合った人たちはそうですね。

みんなクリエイティブ・リーダーですから。

立場や状況はすごく似ていますね。だから話をしてもお互いに共感し合えます。

 

質問者

立場が同じではなくても相談できるということはありますか?

 

渡邊

ありますよ。例えば年下でも信頼できる人はいますしね。

それに大学院では同期なので、その点では同じ立場ですから相談しやすいですよね。

私は34歳のときにMBAに行ったので少し上の方でしたけど。

 

質問者

そうですか。平均年齢はどれくらいだったんですか?

 

渡邊

確か30歳ぐらいだったと思います。

なので、だいたい4~5歳くらい年下の人が多かったですね。

ただ、本音を言えば、同じくらいの年の人の方がよりディープな話ができるかな?

やはり、年下だと頼られる側になりますのでね。

こちらの悩みは少し話しにくいというのはあります。

 

(*)インタビューは2009年12月に行われました。

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