MBAホルダーの本音30~MBAでつくった人脈1~
質問者
そういう意味ではMBAだからこそ得られた人脈というか仲間というのは大きいですか?
渡邊
大きいですね。みんながみんなというわけではないんですけれどね。
でも、MBAで知り合った人から仕事をする上で、とても参考になる情報をもらえるんですね。
そういう人と知り合いなれたのはMBAに来たからだと思います。
その点もMBAのメリットとして大きいのかなと思います。
質問者
それはカテゴリーとしては人脈とかコネではなく、友達とか同期みたいな感じですか?
渡邊
そういう感じかもしれないです。直接的に仕事で関わるわけではないですから。
でも、仕事をする上で本当に役に立っているんです。ヒントをもらえるというか。
会社にいたら知り合えないような人たちと知りあいになれたのは大きいですね。
濃密な時間を過ごしたことが良かったのかもしれませんが。
質問者
会ったときはどういう関係なんでしょうか?
例えばお互いに相談したり、励まし合ったりみたいな感じなんですか?
渡邊
今だと悩みの相談が多いですかね。
質問者
仕事上の悩みですか?
渡邊
そうですね。仕事上の悩みで、「こういう場合、どうしたらいいのかな?」とか。
お互いに仕事での悩みを話す場合が多いですね。
質問者
「あの頃は良かったね」とかはありますか?(笑)
渡邊
思い出話も当然ありますよ。特に修了後すぐの頃は多かったですね。
でも、やっぱり時間が経つにつれ最近の話題の方が多くなってきたかなと思います。
会社の人には言えないことを言うこともできますからね。
質問者
直接関係ないから言う側も楽な気持ちで話すことができる。そんな感じですか?
渡邊
はい。「なんとなく聴いてもらいたいんだよ」みたいな感じです。
会社の人にはちょっと言えなかったり、言うとディープになりすぎることとか。
「こういう場合はどうしたらいいのかな?」と聞くと
「こうしたらいいんじゃないの」と返ってくる。
「あ、そうか。それでいいんだ」ということになったりしますね。
(*)インタビューは2009年12月に行われました。
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