リーダー語録:山崎大地さん6

2017.04.25 (火)

北原さんは、号泣されて、客室乗務員の方から何度も「大丈夫ですか?」と心配されたそうですが、私も北原さんからの電話で号泣しました。そして、「もう一回宇宙のことをやろう!土星に行こう!」と決意しました。それから一年半、北原さんが講演をするたびに壇上に上げていただき、観客の前でいつも私のことを紹介してくださいました。そのお蔭で講演の機会を多数もらえ、資金もたまってきました。また、北原さんが著書「facebook100の言葉!」の中で、英ヴァージン・グループ創業者リチャード・ブランソンの「挑戦しなければ何も得られない。我々は誰もが世界を変えられる」との言葉と共に、「これまで自分の夢を我慢してきた。これからは自分の夢を追いかけていきたい。リチャード・ブランソンに負けないことをやりたい。そして北原さんが70歳になるまでに絶対に宇宙に連れていきます」との私のコメントも掲載していただきました。

 

それを見て、「すぐイギリスに行かなきゃ」と思いました。リチャード・ブランソンは、ヴァージン・ギャラクティック社を立ち上げ、宇宙旅行ビジネスを始めていました。「直接彼と会って宇宙飛行の契約書にサインしてもらおう。そうすれば宇宙に行ける」と考え、本の発売日の翌日にアポなしでイギリスに飛びました。そして、宇宙旅行の予定者が集まるパーティーがあったので、そこに参加させてもらい、彼と話すチャンスを伺っていました。すると、偶然にも私たちが座っている真後ろのソファに来たので、契約書を持って話に行きました。すると、「みんな旅行会社を通じて申し込むのに、直接私に申込みに来たのは君が初めてだよ。私が保証人になってあげる」と言ってくれ、契約書にサインしてもらいました。早ければ来年(2018年)にも民間宇宙飛行士として宇宙に行く予定です。

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