リーダー語録:山崎大地さん5

2017.04.24 (月)

宇宙飛行の前はやることが多いんです。誰を招待して、どの席に座ってもらうか?招待状をどう配るか?記念グッズを何にするか?写真撮影や宇宙に持って行くものの準備など、打ち上げの1年半前から綿密なプログラムが組まれています。なので、全てのミッションが終わって日本に帰国すると、今度は燃え尽き症候群になってしまいました。費用がかかったので、お金は底をつく。仕事もないし、家もない。「コンビニでバイトでもしようかな?」と仕事を探していたとき、ある人から「今度、ワインのボジョレーの会があるから来ない?」と誘われました。「いえ、いま仕事を探しているところなので無理です」とお断りしたところ、何度も声が掛かる。会の当日にも連絡があり、「今から探しても仕事みつからないでしょ」と言われ、しぶしぶ参加したところ、その日から僕の人生が大きく変わることになりました。

 

参加者の一人の方から、「家の中に10台の車があるから、みんなで見に来ない?」と言われ、私が幹事となってツアーを組むことになりました。そして最初にブリキのおもちゃ博物館の館長でもある北原照久さんの別荘でランチを食べてから、その方の家に行くプランになりました。そのとき子供を連れて行ったのですが、子供が遊び心に溢れた別荘を気に入り、私だけが居残って、結局泊まらせていただきました。翌日、その方の家の屋上でコーヒーを飲んでいたら、北海道にいる北原さんから電話があり、「羽田空港で大地君の本が売っていたので、それを買って飛行機で読んでいたら感動して何度も泣いた。君は、これまで奥さんのため、日本のために頑張ってきたじゃないか。もう奥さんは関係ない。君が主役になりなさい。今度は君の夢を叶えなさい。コンビニでバイトなんかしなくていい。それより講演をしなさい。僕が応援してあげるから」と言われました。

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