MBA体験記49~MBA修了後の課題1~

2015.10.24 (土)

これまで、MBAの入学前、在学中、修了後のことを見てきた。

MBAには実務経験からは得ることができない数々のメリットがある。

でも、その一方で、課題や限界も多い。

そのため、MBAを出たといっても、できることは限られている。

MBAを生かすも殺すも、ひとえにMBA修了後の努力にかかっている。

そのような認識の下、私は、MBA修了後に「理論と実践の融合」を目標に掲げた。

それを意識してMBA修了後の日々を過ごしてきた。
私はそもそも、新しいアイデアを生み出す方法論、つまり「理論」を学びたい。

そう思って、MBAへ行くことを決めた。

会社における「実践」だけの学びに限界を感じたからである。

そして、「実践(会社)から理論(MBA)へ」と移り、アカデミックな研究活動を行った。

結果、自分なりのクリエイティビティ理論を構築することができた。

そこに至るまでには、インタビュー内容を録音したテープを耳にこびりつくまで何度も聞いた。

そして、音声から文章におこす作業をひたすら繰り返した。

その結果、研究活動の最後の頃にはクリエイターの方々の言葉を暗唱できるようになっていた。

修論作成を通して、いわば強烈な疑似体験をしたのである。

そのため、この理論を完成させたときには、不思議と「自分でも新商品の開発ができるはず!」

そんな根拠のない自信に溢れていた。

そして、「この理論がワークするかどうか実践で試してみたい」との欲求が高まってきた。

そこで、MBA修了後、再度、会社に復帰し、新商品開発の部署に配属させてもらった。

「理論から実践へ」と戻ったのである。

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