MBA体験記34~MBA時代の振り返り2~
昨日に続き、私がMBAで学んだことを整理していく。
③意見をまとめる力の向上(思考の多様性)
三番目は、「視野が広がり、意見をまとめる力が向上したこと」である。
私は、MBA入学前の約10年間、ずっと同じ業界で働いていた。
そのため、視野が狭く、視野を拡大させることがMBAでの目標の一つであった。
MBAでは、様々な業界から人が集まり、授業やグループワークで議論を戦わせる。
それ故、日々、自分とは異なる考え方に触れることになる。
そのたびに、「こういう考え方もあるのか」ということを思い知らされた。
その結果、これまでなら一つや二つ程度の見方しかできなかった。
それが、より多くの視点から物事を考えることができるようになった。
これは、メンバーに多様性があるMBAのメリットの一つである。
また、視野が拡大し、多様な考えを受け入れられるようになった。
そのことから、異なる意見をまとめ、よりベターな答えを見つけ出すスキルも身に付けられた。
これも、MBAでの経験(特にグループワーク)によるところが大きい。
このスキルをアップさせたことで、こんな自信がついた。
「どのようなチームであっても一定レベル以上のアイデアを出すことができる」
④経営全般の理解
四番目は、「経営全般について一通り理解できたこと」である。
1年次は授業で「経営」や「マーケティング」、「会計・ファイナンス」を学んだ。
そして、2年次は修論を作成する過程で「組織」や「マーケティング」を学んだ。
これにより、経営全般について一通りの知識を身に付けることができた。
それにより、「経営全般について、モレなく自分の考えを述べることができる」
そんな自信がついた。
MBA入学前は、カネまわりの知識しかなかった。
そのため、組織やマーケティングについては、どうしたら良いかわからなかった。
しかし、各項目のエッセンスやツボをおさえたことで、どこを注視すれば良いか?
何となくの勘が働くようになった。
これもMBAならではの成果である。
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