MBA体験記33~MBA時代の振り返り1~

2015.10.08 (木)

今日からMBAで学んだことを振り返っていく。

一般的にMBAでは、ケースで経営全般をより実践的に学ぶことができると考えられている。

それは事実だが、それがすべてではない。

私がMBA時代に学んだことの中で最も役に立っていることは、ケースではない。

ゼミや修論作成の過程で学んだことである。

私がMBAで学んだことを整理していく。

①チームでアイデアを生み出す方法の習得
MBA時代に学んだ知識やスキルの中で最も役に立っていることは、これである。

「チームでアイデアを生み出す方法を習得したこと」。

これは、私の修論のテーマであり、MBA入学前に最も習得したいと考えていたスキルである。

このスキルを身に付けたことで、こんな自信がついた。

「どのような状況下でも、それなりのアイデアを生み出すことができる」

ただ、もちろん、実際にできるかどうかは別である。

 

このスキルは、ケースではなく、修論を作成する過程で身に付けた。

2年次の1年間、じっくりとこのテーマを研究し、自分なりの理論を構築した。

そのため、学んだ内容が自分の中で血となり肉となって身体に刻み込まれている。

だから、修了後しばらく経っても、鮮明に記憶に残っていた。

一方、ケースで学んだことの大半は忘れてしまった。

ビジネスで役に立っているとはとても言えない。

②方法論の習得
次は、「方法論を習得したこと」である。

これも東出ゼミで学んだ知識である。

ゼミで学んだことは、アカデミックな研究を行う上での方法論であった。

そのため、ビジネスの世界でそのまま利用できるものではない。

しかし、ある課題に対して、より正確な解を見つけるためのプロセスを学んだ。

それにより、そのエッセンスは今でも役に立っている。

そして、このスキルを習得したことで、リサーチ力が高まった。

今では「、どのような課題も解くことができる」との自信がついた(実際にできるかどうかは別)。

この自信は大きい。

物事に対して、自信を持って臨むのと、不安を持って臨むのとでは、結果は大きく異なる。

「何でも解ける」と思える方法論を身に付けた意義は大きい。

▼シェアをお願いいたします!▼

関連する投稿

現在の記事: MBA体験記33~MBA時代の振り返り1~

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

info@watanabemasashioffice.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP