MBA体験記32~本の出版2~
今日は、本を出した二番目と三番目の理由を書いていく。
②インタビュー協力者への恩返し
私は、修論作成にあたりクリエイター10名にインタビューを実施した。
皆さんには、お世辞抜きで本当に積極的かつ前向きに協力していただいた。
時には、4時間を超える長時間のインタビューをお願いすることもあった。
そんなときでも、嫌な顔一つせず、快くお答えいただいた。
その際、多くの方から励ましの言葉を頂戴し、その度に勇気付けられた。
そのため、「ここまで協力していただいたのだから、絶対にいい論文に仕上げる。
そして、皆さんに恩返しをしたい」と思って書いていた。
この思いがなければ、とても本にしようと思う論文にはならなかったであろう。
ただ、論文では読みにくいし、記念にもならない。
そこで、本をプレゼントすることで恩返しをしようと考えた。
これが最終的に本を出版する決め手となった。
③アカデミックな世界への道を拓く
私は、将来的にアカデミックな世界に進みたいとの夢を持っている。
勿論、本を出版しただけで、その世界に進むことができるわけではない。
でも、本を出しておけば、将来、何らかの形で役に立つことがあるかもしれない。
そう考えたことも本を出版した理由の一つである。
将来の可能性を増やすために、あらかじめ布石を打っておこうと考えたわけである。
このような理由で本を出版した。
本を出して最も良かったことは、研究内容の理解が深まったこと。
そして、仕事をする上で参考になっていることである。
修論作成は時間との戦いで、特に提出間際は相当バタバタする。
きちんと読み返さないと、内容が身体にまで染みてこない。
すると、せっかく研究したことが使い物にならなくなってしまう。
しかし、本を書くことで改めて修論をじっくりと読み返し、必要な修正を加えることができた。
そのため研究内容の理解が深まった。
結果、この本は、仕事を進める上でのバイブル(拠り所)となった。
仕事で行き詰ったり、悩みがあったりすると、すかさず本を読み返した。
すると、解決の糸口やヒントを得ることが多々あった。
このようなバイブルをMBA時代に作成したことは、大きな財産となっている。
関連する投稿
- 代表挨拶
- 当社代表が「山口県女性創業サポート事業実践的創業セミナーPOWERS」(山口県主催)の「経営戦略」の講座に登壇しました
- 当社代表が「山口県女性創業サポート事業実践的創業セミナーPOWERS」の「ロジカルシンキング」の講座(山口県主催)に登壇しました
- 当社代表が登壇した「東証一部上場を目指すベンチャーのための戦略的IRセミナー」(サーキュレーション主催)の内容が公開されました
- 当社代表が「コロナ後の株価向上を目指す経営戦略・IR戦略セミナー」(ZUU online主催)に登壇しました
現在の記事: MBA体験記32~本の出版2~