MBA体験記31~本の出版1~

2015.10.06 (火)

MBA修了直前の2007年3月に修論をベースにした本を出版した。

(全然売れていないが…)

タイトルは、「論理力より創造力(講談社出版サービスセンター)」である。

内容は、修論とほぼ同じである。

ただ、アカデミックな箇所を削ったり、表現を柔らかくしたり、解説を少し加えた。

本を出した理由は三つある。

今日は、まず一番目の理由を書いていく。

①MBA時代に勉強したことを形に残す
私は、34歳のとき会社を退職してMBAの学生となった。

少し遅めではあったが、新たな挑戦に胸をときめかせていた。

それに対して、多くの方から激励の言葉を頂戴した。

でも、その一方で、「仕事もせず、どうせ遊んでいるんだろう。学生はいいよなぁ」

そんな風に揶揄されたりもした。

 

MBA生活は過酷であり、自分としても新たな発見をすべく必死に勉強している。

そんな自負があったため、このような言葉を言われるのは心外だった。

しかし、これといった成果物がなかったため、相手から言われるがまま。

なんにも反論することができなかった。

悔しかった。

 

そのとき、「そうだ。本を出せば自分が研究してきたことを形にして相手に伝えることができる。

そうすれば、遊んでいたなんて言われなくなるはずだ」

そう思い、本を出版しようと決めた。これがきっかけである。

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