MBA体験記22~組織と人材(杉浦先生)~

2015.09.27 (日)

WBSの組織関係で最もお勧めの授業は、杉浦先生の「組織と人材」です。

杉浦先生はスタンフォードでMBAを取得されました。

その後、人事系のコンサルティング会社(ベインやマーサー)に勤務。

そして、外資系企業(シティバンクやシュローダー)の人事部門でも活躍されました。

そのため、非常に実践的な視点で講義をされています。

 

また、授業のスタイルは独特で、生徒を積極的に参加させるための創意工夫に満ちています。

ここまで授業運営に工夫を凝らしている先生は他にいないのではないでしょうか。

この授業では、組織行動系の基本的な項目を一通り学びます。

例えば、「リーダーシップ」や「モチベーション」、「コンピテンシー」といったものです。

 

私が受講していたときは、受講者数が50名くらいいたので、スタイルとしては講義形式でした。

ただ、一方的な講義ではなく、生徒に発言させる工夫が見られます。

例えば、授業の最初に小さなボードとペンを配ります。

その後、先生の質問に対して、生徒がボードに回答を書く。

先生がそれを見て、いろいろな意見を披露する。

こうすれば、特定の人だけでなく、様々な考えを授業中に紹介できるので効率的です。

学生としては、「ひな壇芸人」になったような感覚でもありました。

 

また、テーマごとにグループを作り、毎回、グループでの発表があります。

私は、幸運にも「クリエイティビティ」のグループに割り当てられました。

このとき、あるメーカーのクリエイターを杉浦先生に紹介していただきました。

実は、その方には修論を書く際、インタビューをさせていただけたのです。

そのご縁で、修了後もその方と杉浦先生との交流が続いています。

 

このように杉浦先生とは、MBA修了後も付き合いが続いています。

修了後すぐに、この「組織と人材」の授業にゲストとして参加しました。

また、先生の他の授業である「生産性と創造性のマネジメント」にも何度か呼んでいただきました。

こちらは、レゴブロックを使ったり、コーチングのロールプレイングがあったりと多彩です。

「組織と人材」の授業を更に進化させた内容となっており、お勧めの授業です。

 

(注)授業の内容は、2005年当時のものです。

 

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