MBA体験記18~経営戦略(山田先生)2~

2015.09.23 (水)

この授業では、まずケースの課題を自分でレポートにまとめます。

そして、グループワークで更に、グループとしてのレポートを出すことが求められました。

その上で授業に出席することになります。

十分に予習をしてから、更にクラスでのディスカッションをしていくのです。

 

まず山田先生が様々な視点から、その日の課題に関する「問い」を投げかけます。

それを授業中に出席者全員参加で議論をします。

評価には、クラスでの貢献度も含まれるため、みんなが競うように発言します。

 

ボーっとしていたら、他の人に言いたいことを先に言われてしまいます。

発言内容だけでなく、瞬発力も求められました。

ただ、思い付きだけで発言すると、今度は違う方向からしっぺ返しを食らいます。

あまりに的外れな発言をすると、山田先生から容赦なく指摘されるのです。
この授業で一番勉強になったことは、実はケースの中身ではありません。

それよりも、グループワークでのアイデアの出し方です。

そして、意見調整や意見を収束させる方法でした。

 

グループに5人いれば5人とも異なる意見を持っています。

それを、どのように時間内にまとめていくか、この方法を学びました。

というよりも、練習し、訓練した感じです。

 

当初は、自分の考えに固執する傾向があり、難渋しました。

でも、グループワークを何度もする内に気づいたことがありました。

それは、自分が徹夜をしても考えつかなかった案が毎回、他の人から必ず出てくることです。

 

その経験をする内に、考え方がガラリと変わりました。

「他人の意見を上手く組み合わせることで、自分が考える以上の素晴らしい案を出す」

その方が自分の意見にこだわるより賢明だと。

 

それ以降、他人からアイデアを引き出す努力をするようになりました。

この考え方になってから、比較的スムーズにワークを進めることができたように思います。

この点は、開発チームのリーダーとして仕事を進めていたときも非常に役立ちました。
(注)授業の内容は、2005年当時のものです。

 

▼シェアをお願いいたします!▼

関連する投稿

現在の記事: MBA体験記18~経営戦略(山田先生)2~

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

info@watanabemasashioffice.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP