MBA体験記17~経営戦略(山田先生)1~
早稲田MBAの戦略およびケースでお勧めの授業は、山田先生の「経営と戦略」です。
山田先生は、慶応MBA修了後、コンサルタントとして実績を積まれた経験もあります。
本も多数執筆されていて、引き出しがとても多いです。
特に、「逆転の競争戦略」では、MBAに行く前に勤めていた松井証券の事例も紹介。
とても参考になりました。
授業内容は実践そのもので、先生の指摘は鋭く、何度も唸らせられることがありました。
最も厳しい授業の一つに数えられ、ついていくのはかなり大変でした。
でも、その分、得られる成果も大きかったです。
この授業では、戦略全般をケースで学びます。
例えば、「スターバックスvs.ドトール」、「キャノンvs.ミノルタ」など。
個別企業の戦略をケースで学んでいきます。
私が受けた当時は、題材は、少し古いものが多かった気がします。
ただ、オーソドックスなものばかりであり、あまり古臭さは感じませんでした。
授業の進め方は、まず火曜日の授業終了後にケース(課題)が配られます。
そのケースを各自で読み込み、課題に対する回答をA4で二枚のレポートにまとめる。
それを木曜の午前中までに提出しなければなりません。
ケースは、限られた情報で判断していくので、なかなか結論が見出せない。
毎回、レポート提出日の前日は徹夜になります。
その後、5名程度のグループでディスカッションをし、結論をまとめ、レポートを作成します。
この意見調整も骨が折れました。
時には互いの主張がぶつかりあって喧嘩になることもあります。
紆余曲折を経て、グループとしての見解をまとめ、それを火曜の授業で発表します。
このサイクルをひたすら繰り返していきます。
(続く)
(注)授業の内容は、2005年当時のものです。
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