MBA体験記16~アントレプレナーシップ(東出先生)2~
このクラスでは、3ヶ月ほどでグループでビジネスプランを作成します。
グループワークでは、授業のない時間や土日に集まってアイデアを考えます。
そして、実際にビジネスプランを作成していくことになります。
授業の最終日には、グループ対抗のプレゼンがあります。
プレゼン資料をみんなで手分けをしながら作成していくのです。
なので、その前の一週間は、ほぼ徹夜でみんなで作業をします。
ちなみに、私たちのグループでは、プレゼン資料は20ページほど。
事業計画書は50ページを超えるものになりました。
このように、とてもハードな授業です。
ただ、ここでは、新規事業を創出する一連のプロセスを学ぶことができます。
それに、頭の中での理解ではなく、実際にビジネスプランを作成します。
そのため、この授業を受けた後は、自分でも起業ができそうな自信が湧いてきます。
また、授業にはMBAで学ぶすべての要素が含まれています。
戦略、マーケティング、会計、ファイナンスなど。
この授業を受けるだけで、総合的に戦略を考えるための基礎知識を学ぶことができます。
私は、MBA取得後に、新商品の開発を担当することになりました。
ここで学んだ知識はそのときも十分に役立ち、実践にも通じることが証明されています。
あと、東出先生は、もう一つ「リスクファイナンス」の授業も担当されています。
(2015年現在、この授業はないようです…)
こちらは、ベンチャーキャピタルなど「資金の出し手」からの視点で戦略を考えるクラスです。
起業家(資金の受け手)とは対極のものであり、両者はコインの裏表の関係にあります。
ただ、こちらはファイナンスの知識がかなり要求されます。
そのため、基礎知識のない方が受けると消化不良で終わる可能性が高いと思います。
なお、こちらも、授業の最終日にビジネスプランを発表することになります。
私は、無謀にも一学期にアントレとリスクファイナンスの授業を受けてしまいました。
そのため、半年に二つも事業計画書を作成したことになります。
そのため学期の最後はほとんど寝ていない状態でした。 きつかったですが、一気にビジネスプランのノウハウを取得できました。
(注)授業の内容は、2005年当時のものです。
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