MBAホルダーの本音80~MBA前後のキャリア目標31~
質問者
自分の実力や実績に対する評価と周りからの評価のギャップを感じるときってありますよね。
自己評価が上がるのが先で、周りからの評価が後からついてくる感じが多いんでしょうかね。
自分はここまでできるようになったけど、周りからは前と同じ扱いみたいな。
そんな時期ってありますよね。
渡邊
そうですね。そのときに承認欲求が高まってくるんでしょうね。
「もっと認めてほしい。自分はここまでできるんですよ」って思いますからね。
残念ながら職場では、そんなに褒められることはないですからね。
たとえ、いい仕事をしたとしても、「当たり前でしょ」みたいなところはありますよね。
すると、「あ、自分はまだ周りから認めてられないんだ」って思ってしまいます。
そうなると、認められたい欲求がどんどんエスカレートしていくような気もしますね。
質問者
確かに、職場で褒められることって、年に何回かとか数えるほどですよね。
ある人は、「私は職場で部下を褒めることは一切しないんです」って言う人がいました。
理由を聞くと、「褒めると、すぐにつけあがるから」だそうです。(笑)
そんな職場だと、承認欲求っていつまでも満たされない気がします。
渡邊
そうですね。私もリーダーになりたての頃は、そんな時もありました。(笑)
全く褒めない上司ですね。今から考えるとイヤな上司ですよね。本当に。(笑)
自分が下の時は褒めてもらいたいのに、いざ上になると一切褒めない。
今から考えるとあり得ないですが、そんなことをしていた恥ずかしい時期もありました。
あと、今話していて思ったんですけど、逆もありますね。
例えば、いい仕事をした後に、「スゴイ!よくやった!」って言われると気持ちいいですよね。
その気持ちを味わうと、「またいい仕事をして褒められたい。いい気分を味わいたい」
そんな気持ちになります。
その欲求もエスカレートしていくので、更にいい仕事をしようとのモチベーションにつながる。
そういうときは、承認欲求がいい方向に働いている感じがしますね。
承認欲求って、いろいろなパターンがありますね。話していて気づきました。
もしかしたら、人間である以上、承認されたい欲求ってずっとあるのかもしれません。
(*)インタビューは2009年12月に行われました。
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