MBAホルダーの本音29~MBAで身に付けたスキル6~
質問者
MBA時代に書いた修論がノウハウ本ですか。面白い発想ですね。
確かにモデルケースがあるとその時々で「これは、今こうなっているんだと」とわかりますよね。
そうすれば予防もできますし、対処もしやすくなりますね。
あと、グループワークなどを通じてMBAだからこそ身につけられたスキルは他にありますか?
今までに出てきていないことですけれども。
渡邊
うーん、そうですね。あんまり役立っているとは言えないですが、経営全般のことを学んだ。
経営に必要な要素を一通り学んだというのはあるかもしれませんね。
質問者
なんか実践されたことはありますか?一通り学んだということで。
渡邊
一応、あらゆることについて自分の考えを言えることでしょうか。
昔でしたら、カネまわりのことしか発言できなかったのに、マーケのことを言えたりするとか。
質問者
全く知らないということがないという感じですか?
渡邊
そうですね。もしかしたらベーシックなレベルなのかもしれないですけれどもね。
なんとなく経営全般のことについて言えるというぐらいのものは身に付いた感じです。
質問者
ゼミが普通とは少し違うというお話でしたが、そこで得られたものは何でしょうか?
渡邊
簡単に言うと「研究方法」というものですね。
きちんと学べたわけではないですけれど、質的研究や量的研究とはこういうものくらいですが。
でも、それを学べたことは研究をする上で役に立ったと思います。
知らなかったら、どうまとめたら良いかわからなかったですから。
質問者
例えば研修とかセミナーを受けてそういうものを学ぶ可能性もあると思います。
それとは違って大学院のゼミで指導を受けたり、交流したことで良かったことはありますか?
渡邊
周りの影響は大きいかもしれないですね。
セミナーでもお金や時間をかけてやるんでしょうけど、コミットメントの度合いが違うと思います。
皆さん2年間という期間を犠牲にしているわけだし、かなりの額を投資しているわけですよね。
「何かをつかもう」っていう人たちが多いので、話をしていてもそこから得られるものも大きいです。
たまたま今週の月曜にMBAの同期会があったんですね。
同期とは仕事上のつながりはないので、これが直接役に立っているわけでないんです。
でも、一緒に苦労したメンバーなので、まとまり感があるし、話してもリラックスできる。
会った後は、「また頑張ろう!」という気になります。
セミナーとかではそこまでの付き合いにならないのかなと思いますが。
(*)インタビューは2009年12月に行われました。
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