MBAホルダーの本音22~MBAでの不満な点2~
質問者
同じテーマを長くやるプロジェクトの方が血肉となるので覚えている。
異なるテーマを短くやるケースのようなものは忘れやすいということですね。
他に期待外れだったことはありますか?
渡邊
一方通行的な講義で、内容がイマイチだったものはありますね。
講義の内容をほとんど覚えていないものもありました。
質問者
それは、一通り教科書に沿って進めていくというようなものでしょうか?
渡邊
はい。一部ですが、そのようなのもありましたね。そこが少しつまらなかったです。
先生の話の膨らまし方によっては参考になるものもありましたが。
でも、ただ教科書を読めばいいもの、脱線話もないものは特に厳しかったですね。
本当に何も残っていませんね。
質問者
読めばわかるというものを時間をかけて説明するというものですね。
渡邊
そうですね。少しきつい言い方かもしれませんが、全く役に立たなかった授業もありました。
質問者
今でも内容を覚えている授業って、どれくらいあるんですか?
ざっくり何割くらいなんでしょうかね?
渡邊
うーん、どうでしょうか。
授業の数でいうと、半分くらいか、それ以下かもしれませんね。
卒業してから使っていない知識は、ほとんど忘れている感じです。
仕事で使わないことを、敢えて復習することはあまりしないですから。
MBAの授業って大雑把に分類すると、3つくらいに分けられると思うんですね。
プロジェクト的なもの、ケーススタディ、講義という3つですね。
授業の数でいうと、私の場合は4:4:2くらいだったと思います。
それぞれの授業で覚えている割合というと、どうでしょうか。
プロジェクトで7割、ケースで3割、講義で2割くらいのイメージですね、大雑把ですが。
質問者
それだと半分にもならない感じですね。(笑)
渡邊
そうですね。(笑)
あと、2年次のゼミがありました。こちらはほぼ100%覚えています。
そうなると、加重平均的な意味では半分くらいは学んだことを覚えている感じですね。
逆に言えば、半分近くは忘れたことになるんですが。
まだ卒業してから2年ですので、これからもドンドン忘れていくんでしょうね。
少しもったいない気がします。
(*)インタビューは2009年12月に行われました。
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