MBAホルダーの本音19~MBAで満足した点2~
質問者
修論は大変でしたか?みなさん、提出はギリギリになりますよね。
渡邊
はい。大変でしたね。ここまで長い文章を書いたことがなかったので。
質問者
何ページくらい書いたんですか?
渡邊
140ページです。
もう少し早くから書き始めたらいいんでしょうけど、なかなかできないですね。
なので、提出までに間に合わなかったところは本を出すときに入れようと。
後から説明とかを盛り込んだ形にしました。
イメージとしては7割ぐらいが修論の内容で、そのあとの2ヶ月で加筆・修正した感じです。
それで、入社前の3月に原稿を出版社に出しました。
その時点では、かなり満足度が高いものに仕上がったと思っています。
なので、本当にいいMBA生活だったなというのが原稿を書き終えたときの感想でした。
本を書いているときは本当に大変だったんですけれど。
でも、製本された実物の本を見たときは嬉しかったですね。
苦労して生んだ我が子のように思えましたので。
質問者
どうして本を出そうと思ったんですか?
渡邊
何か成果物を残したいと思ったんですね。
「この2年間でやったことはコレ」というものを目に見える形で残したかったんです。
質問者
証ですね?
渡邊
そうですね。成果物とも言えるかもしれません。
「MBAで何をやってきたの?」と聞かれたときに、「コレ」と言えるものですね。
恐らく、「こういうことをしました」って言葉だけで説明しても、わからないと思うんです。
だいだいの人からは、「どうせ遊んでいたんだろう」って言われますから。(笑)
どうしても、「学生=遊び」って思われてしまいますので。
もちろん遊んでもいましたけど、ちゃんと勉強していたというものも必要かなと。
そういう意味では、「本」という形が、誰が見ても一番わかりやすいと思ったんです。
質問者
そうすると、会社に戻ったときも、「こういうことをやっていた」と本を見せたのですね?
渡邊
そうですね。「一応は勉強していたんだな」と思ってもらえたと信じています。(笑)
質問者
会社からは、この本を書いたことが評価されたのか、それとも内容が評価されたのでしょうか?
どっちでしょうかね?
渡邊
内容は、もしかしたら、あまり読んでないかもしれませんね。(笑)
量も多いですし、内容も堅いですし。一般向けではないですから。
ただ、ある人から「すごく面白かった」と言ってくれたので、一部には受けたみたいです。
(*)インタビューは2009年12月に行われました。
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