MBAホルダーの本音18~MBAで満足した点1~
質問者
MBAを卒業して会社に戻ってからのことですが。
MBA時代にリフレッシュした効果、立ち止まって考えた効果って何かありましたか?
渡邊
そうですね。最近は会社にどっぷりつかり気味になっていますけど…。
それでも入社当初の頃は、まだ学生みたいな感じでしたね。
会社の慣習にとらわれずに自由にいろんなことができていた気がしますね。
最近は、なんとなく会社に染まってきていますので。(笑)
なんかまた前の状態に戻りつつあるのかもしれないですけど。
そういう意味では、外に出て刺激を受けないといけないのかなって思いますね。
継続はなかなか難しいですね。そういった新鮮な気持ちを継続していくっていうのは。
質問者
MBAだからこそ得られた充実感とか達成感は何かあるのでしょうか?
渡邊
ちゃんと修論を書き上げて、研究した成果物を残せたことですね。
あと、それを本にして出版したことは自分の中での達成感はものすごくありました。
今読み返すと違うところもあるかもしれないですけど。
でも、書いていた当時は「もう、これ以上のものはもう書けない」と思っていましたから。
それはすごく良かった点ですね。
恐らくサラリーマンのままでしたら、本を出すことってできないですからね。
一応、入社前に会社に確認したんですね。
「本を出してもいいですか?」って。
そうしたら、「副業に当たるので出版はダメ」と言われたんです。
質問者
あ、そうなんですか?
渡邊
なので、入社前の3月までに慌てて書きあげました。
MBA時代なら学生の身分なのでOKですから。
質問者
修士論文を本にしたいという明確な目標があった。
その修士論文をほぼそのまま本にして出版したということですか?
渡邊
そうですね。修論の内容に3割くらいは加筆していますが、原型は修論です。
質問者
それは一般向けに、わかりやすくするためですね。
渡邊
そうです。あとは「研究の方法」などは読んでもつまらないでしょうしね。
そういった箇所は削除して、エッセンスだけを入れたりしてとかの工夫はしました。
後は、このような説明を加えた方が良いかなというところは入れました。
修論の提出までは時間がなくて書ききれなかったので。
(*)インタビューは2009年12月に行われました。
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