MBAホルダーの本音14~MBA時代の開放感~

2015.11.14 (土)

質問者

話はちょっと前後しますけれど、いいですか?

先ほど「立ち止まって考える」とか「ストレスから解放された」との話がありました。

MBAに行って人生や生活面ですごくリフレシュできたという感覚はありましたか?

 

渡邊

ありましたね。会社にいると、今はノーネクタイですが、ネクタイを締めてスーツを着る。

朝9時から何時まで拘束されているという、つながれている感がありました。

 

でも、学生になると、一応授業はありますけど、基本はもうフリーですからね。

そこでの開放感、なんともいえない開放感はありましたね。

「あー、自分は何をやってもいいんだ」って。

 

質問者

その開放感は仕事では得られないと。MBAならではのものですか?

 

渡邊

そうですね。それまでは、会社では少しお利口にしていたんですね。

経営企画の人間だったし、変な行動とか発言はできないと。

 

それに、「実績を積み上げていかなくちゃいけない」というプレッシャーもありました。

そういう変に肩ひじ張ったみたいなところがあったんですね。

 

今でも多少はお利口にしているつもりですけれど。周りの目がありますから。

でも、いったんそういうプレッシャーから外れると、「もう何やってもいい」ってなりましたね。

本当に気持ちが良かったです。(笑)

 

質問者

会社って大変ですね。(笑)

それがMBAで一気にリフレッシュできたという感じですか?

 

渡邊

それは本当にできましたね。(笑)

それによって何となく視界が広がった感覚もありましたよ。

「何をやってもいい」という目線で考えられるようになったお蔭かもしれませんが。

 

質問者

それはMBAに入る前に予想していましたか?

 

渡邊

まったくしてなかったですね。

 

質問者

では、MBAに入った後に「こんな重荷を背負っていたんだ」と気づいた感じですか?

 

渡邊

そうですね。

学生になった後、サラリーマンを見ると、「お、頑張ってるね」って思いましたね。(笑)

自分も少し前は同じようにしていたのに。

でも、「おお大変だね、サラリーマンは」って、そんな感じで見ていましたね。(笑)

 

質問者

自由になったっていう感じですか?

 

渡邊

自由でしたね。自由を感じました。

実感できました、自由の良さを。

そういう意味でもMBAに行ったのは良かったのかもしれないですね。

心や頭のリフレシュができたという点では。

 

(*)インタビューは2009年12月に行われました。

▼シェアをお願いいたします!▼

関連する投稿

現在の記事: MBAホルダーの本音14~MBA時代の開放感~

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

info@watanabemasashioffice.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP