MBAホルダーの本音04~MBA取得後のキャリアプラン1~
質問者
MBAに行ったのは、過去の実務経験の不足分をMBAで学ぼうということだと思います。
それではMBAが終わった後のことについては何か考えていましたか?
どういう職に就きたいとか、どういう会社に行きたいとか。
渡邊
MBAに行く前は、卒業後のことについては全くの白紙でした。
MBAで学んだことは当然活かすとして、活かして、できれば経営に近いところで仕事をしたい。
経営企画とか事業企画とか、そういうところで働きたい。
しかもポジションはリーダーとしてという気持ちはありました。
前職が経営企画部に所属していて、一応、広報IR担当部長だったんです。
ラインの部長ではなかったですが、何人かのメンバーをまとめる立場ではあったんですね。
そこからMBAに行き、経営やリーダーシップについて学ぶわけですよね。
なので、MBAを出た後、ヒラ社員としてリーダーの下で働くというイメージはなかったです。
質問者
なるほど。リーダーのポジションで働きたいといことですが、会社はどうですか?
どんな会社に行きたいとかはありましたか?
渡邊
そうですね。大企業よりはベンチャー企業で働くことになるだろうなとは思っていました。
大企業だと、年齢的に、いきなりリーダーというのは難しいでしょうから。
当時は30代の半ばでしたから。
大きな会社では、この年齢ではリーダーになるまでに何年もかかるなーと。
あと、前にも話しましたが、MBAではヒトやモノを中心に学ぼうと思っていました。
なので、商品開発や事業開発、マーケティング絡みの仕事をしたいとは考えていました。
MBAでスキルを身に付けて、実際に自分でできるか試してみたい。
職種についてはそんなイメージを持っていましたね。
質問者
明確にコレをやりたいということはなかった。
でも、将来の方向性は持っていたということですね。
渡邊
はい。まず、ヒト、モノ、カネの3つのものを身に付けて一通り経営のことは語れると。
そういう状態になった上で、特にヒト、モノに関連した実務の経験を積みたいと。
しかも立場としては、リーダーのポジションで仕事をしたいと。
最終的には、自分のチームで新商品や新事業の企画ができるようになりたい。
そのように考えていました。
(*)インタビューは2009年12月に行われました。
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