MBAホルダーの本音05~MBA取得後のキャリアプラン2~
質問者
このインタビュー前の雑談で、転職のときの話を聞きました。
その理由が「アドバイザーからプレイヤーへ変わるため」だったと思います。
MBA取得後に経営者やリーダーの立場で仕事をしてみたいとは、そのイメージですか?
渡邊
そうですね。
MBAを取った後、コンサルティング会社に行く方も多いんですよね。
私の周りでも結構いましたし、今でも人気があると聞いています。
お給料も高いですし、なんか見た目的にもカッコイイですからね。
コンサルタントというのは。
でも、私はアドバイザーの仕事には、あまり興味がなかったですね、当時は。
どちらかといえば会社の中で、会社を動かしていくような仕事をしたいと思っていました。
アドバイザーではなく、プレイヤー側でいたい。
そんなイメージでしょうか。
質問者
給料が上がるとか、ポジションが上がるという点はどうでしたか?
自分のやりがいとのバランスはどうだったんでしょうか?
渡邊
給料のところは、あんまり考えていませんでした。
それよりも、自分にないスキルを身に付けたいという思いが強かったですね。
やっぱり経験がない仕事や苦手な仕事は自信がなかったですから。
「本当にこれでいいのかな?」と不安に思いながら仕事をしていましたから。
なので、スキルを身に付けることにしか関心がありませんでしたね。
身に付ければ、後からお金はついてくるという感じでした。
先行投資的な考えでしょうか。
質問者
給料を上げることより、知識やスキルを上げるためという気持ちが強かった。
でも、結構上がるかな?という思いはありましたか?(笑)
渡邊
う~ん。でも、本当に給料のことは、あんまり考えていなかったですよ。
さすがに最初に転職したときのように、半減というのは嫌ですけど。(笑)
あれはつらかったですからね。(笑)
ただ、あのときは、まだ30歳だったので、「ま、これから上げていけばいいや」
そんな風に割り切ってはいましたが。
給料については、正直、「MBAに行く前より大きく下がらなければいいかな」
そんな程度にしか考えていませんでした。
MBAに行って給料が下がったら、何をやっていたんだということになりますからね。
たいした付加価値をつけられなかったのかということになりますので。
(*)インタビューは2009年12月に行われました。
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