MBAの2年間で得たこと~その1~
「MBAの2年間で得たことは何ですか?」
MBAを修了した1年後にインタビューの依頼がありました。
「MBAの実態がわからないのでMBAホルダーとして体験談を率直に語ってほしい」
とのことでした。
確かに自分自身がMBAを受験する前に、MBA体験談をいろいろ探したことがあります。
でも、体験談が少なく、なかなか実態をつかめませんでした。
「MBAに行ったら何を学ぶのか?」
「それが仕事やキャリアにどう役立つのか?」
こういったことを知りたいと思っていました。
でも、結局、あまりわからないままMBAに行きました。
結果として、MBAに行ったことには満足しています。
ただ「もっと情報があれば、もっと有意義に過ごせたかな?」とも思っています。
今日から9回に分けてインタビューの内容をお伝えしていきます。
修了後8年経った現在、当時とは少し違う感覚もあります。
ただ、まだMBAの余韻が残っている時期の新鮮な言葉です。
参考にしていただければと思います。
質問者
MBAの2年間で得たものはどんなものですか?
渡邊
そうですね。いろいろあるんですが、大きくは二つあります。
一つは、視野が広がったこと。
もう一つは、リサーチの方法論を身に付けたことです。
質問者
一つ一つ聞いていきますね。
まず「視野が広がったこと」とはどういうことですか?
渡邊
私はMBAに行く前の約10年間、ずっと同じ業界で働いていたんですね。
そのときは、あまり感じていなかったんですが、外に出て初めて
「自分がいかに狭い世界で生きていたか」
ということを痛感しました。
質問者
それがMBAに行って変わっていったと。
渡邊
はい。MBAでは、様々な業界や職種の人たちが集まり、様々なケースについて議論します。
日々、自分とは異なる考え方に触れることになるんですね。
そのたびに「世の中には、こんなにもいろいろな見方や考え方があるのか」
ということを嫌というほど思い知らされました。
それまでは井の中の蛙で、大海のことを知らなかったんですね。
(続く)
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