2016.01.06 (水)
時間軸を長くとらえ、未来の子供たちのためになることをやる
マズローの有名な欲求5段階説は、実は6段目があったと聞きます。「自己実現」の上に「自己超越」があったというのです。それは、例えば「あなたがいてくれて本当に良かった」と言われるような「他人に尽くすことで得られる喜び」です。私自身は、まだその域に達していませんが、心掛けていきたいと思っています。
1年や2年でやろうと考えると難しいですが、10年、20年、30年と時間軸を長くとり、未来の子供たちのためになることをやっていければと思っています。「自分のため」ではなく「子供たちのため」と思うとエネルギーも湧いてきます。そして、未来の子供たちから「あの人がいてくれて良かった」と言ってもらえれば本望です。
その意味で、今はオーガニック野菜等に注力したファーム(農業)と、風力など自然エネルギーを主力にしたエナジー(電力)を扱う会社の代表として、出来る限りのことをしていきます。日本は、残念ながらエネルギー自給率は5%ほど、食料自給率も40%に満たないなど、ともに先進国の中では最低レベルにあります。この二つを高めていかない限り、「日本に未来はない」と真剣に考えています。
私は小さい頃から父親に「人の価値は、他人にどれだけ尽くしたかで決まる」と言われ続けてきました。そして、それを体現していた父の姿を見て育ってきました。「今度は自分が子供たちに伝えていく番」。そんな想いを胸に仕事に取り組んでいます。
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