リーダー語録:高倉一浩さん3

2016.06.13 (月)

メンズ・ブライダルの領域に一点集中する

 

「1店+他社のコンサルティング」というビジネスに変えてから、堅実だけれど、スケールは落ちました。将来の展開を考えていたとき、たまたまブライダルビジネスと接点を持つ機会がありました。新婦用のドレスは、独自のデザインのものが多く、それをレンタルする専門店もあります。でも、新郎用のタキシードは普通のデザインのものばかり。そこで、デザイン性の高いブライダル用タキシードの製作依頼があり、つくることにしました。これが好評だったこともあり、創業10年目に広尾で新たにサロンを開設し、メンズ・ブライダル用タキシードなどを個別接客方式でレンタルするサービスを開始しました。

 

この「Salon by IZREEL」は、IZREELだけの独自のサービスです。価値観が多様になっていく中、画一的なものではなく、オリジナリティにこだわる結婚式を開きたいと考える人たちが増えると考えています。また、他との差別化を図るため新しい取り組みを始めているホテルやゲストハウスも増えてきています。このようなところと提携できれば、このサービスは大きな拡大が見込めます。ポテンシャルは大きいのに、まだやっているところがなく、まさにブルーオーシャンの市場。今はこのビジネスに一点集中して、拡大を目指しています。

 

ただ、そうそう簡単なことではないとも思っています。ブライダル業界は、歴史もあり、特に老舗ホテルほど昔からの付き合いがあったり、しがらみも多いからです。いかに障害を乗り越えて、割って入っていけるかが鍵だと思っています。それには、自社のコンテンツを磨いたり、話題をつくっていく必要があります。当面の狙いは、外資系ホテルとゲストハウスで、既に某有名ゲストハウスとは契約をしました。今後、他にも広げていきたいですし、いずれはフランチャイズ形式で全国展開もしていければと考えています。

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