リーダー語録:高倉一浩さん4
パーソナルブランドを確立するお手伝いをしていきたい
中学と高校時代は、野球漬けの日々。服といえば、制服とユニフォームとジャージだけでした。ただ、当時からモノへのこだわりは強く、誰がどのブランドのグローブを持っているかはすべて把握していました。ブランドのマークをちらっと見ただけで、一発で覚えて絶対に忘れなかったからです。今でも、街を歩いていると、「あの服の襟の角度はどれくらい」「ネクタイの幅は何センチ」といったことは、一目見ただけでわかります。じっくり観察するというより、自然に目に入ってくるんですね。これまでもリサーチは意識してしたことがなかったのですが、勝手にインプットされていたのかもしれません。
リーダーとして大切にしていることは、自分を疑わないこと。経営をしていると、「うまくいかないかな?」「大丈夫かな?」と感情が揺れることもあります。でも、自分を疑って解決することはありません。「自分を信じること」と同義ですが、「疑わない」「ケチをつけない」という言葉の方がしっくりきます。あと、経営者は鈍くてバカな方がいい。いろいろなことが起こるので、正気ではやってられないからです。例えば、「明日、これだけの額が必要。でも何の方法もない・・・」そんな呆然とする場面が何度もありました。でも、それをいくつも乗り越えるうちに、図太くなっていったし、イライラもしなくなっていきました。
健康には気をつけています。食事もそうだし、週2回の筋トレも欠かしません。また、歯もすべて治しました。デザイナー兼経営者という職業上、自分のブランディングも大事で、服だけでなく、トータルな見た目や美意識が大事だと思っているからです。また、ゴルフにも良く行きます。単純に好きなこともありますが、仕事にもつながっています。「ゴルフ好きなデザイナー」ということで雑誌に取り上げてもらったり、ゴルフ仲間には経営者も多いので、お客さんとして来店してくれたりもします。
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