リーダー語録:高倉一浩さん2
2016.06.12 (日)
創業2年目に国内で神宮前に直営店をオープンし、3年目に2店舗目を開設。その後も他社との協業により出店数を増やしていきました。当時は、服や会社のブランディングだけでなく、ヒトのマネジメントから資金調達まで一人でやっていました。店が少ないときは良かったのですが、店舗が増えると次第に手一杯になり、いろいろな面で問題が出てきました。例えば、在庫を抱えると、資金調達に取られる時間が増えていく。そればっかりを考えると本業に支障も出てくる。「在庫ビジネスでは回らない。仕入れはもうやめよう」と考えるようになりました。
また、セレクトショップへの服の卸売りが減ってきていたり、そもそもライバルが多く競争が激しい。「独自のビジネススタイルをつくらないとダメだ」とも思いました。そこで、拡大路線に見切りをつけ、店を閉鎖し、社員数も減らし、1店だけに絞ることにしました。また、仕入れもやめ、ブランドもIZREELだけにして、自分でつくって売ることにしました。それと並行して、他社の企画やディレクションを行うビジネスを始めていきました。
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