リーダー語録:荻原紀男さん6

2016.10.15 (土)

そのとき、自分の使命に気づきました。「一度死んでいると思ったら何でもできる。もらった命だから自分のためだけでなく、世のため人のために使っていこう」と。それまでは、「また、リーマンショックのようなことが起こったらどうしよう。当時よりも規模が大きくなっているから、その影響は計り知れない」と不安になったりしていました。でも、自分の運命(さだめ)を悟ってからは迷いがなくなりました。

 

「己を忘れ、他を利する」。私は、この言葉を信条にしています。これまでの人生を振り返ってみても、自分だけが儲かろうとしていたときほど、儲けることができなかった。それよりも、全体を良くするために動いていたときの方がうまくいきました。また、肩肘を張らずに自然体でいるときの方が成功している。そんなことから、これからも時の流れに身を任せながら、自然体で生きていきたいと考えています。

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