リーダー語録:竹内美奈子さん6

2016.07.28 (木)

私の家族はスポーツ一家なんです。両親や兄はスポーツ万能で、なぜか私だけスポーツ音痴でした。それでも母親から、「スポーツをやってみたら」と言われ、バレーボールを始めました。また、母親が点訳者だったので、自宅に盲人の方が出入りするなど障害者の方々と接する機会が多くありました。そんなこともあり、あるとき、車椅子バスケットボールを体験してみました。そのとき、「これは健常者と障害者が同じ感覚でできる」ということに気づきました。それに足が遅い人でも車椅子に乗ると足の速い人と同じくらいのスピードが出る。「これがダイバーシティの感覚なんだ」と実感しました。

 

こっちとあっちの世界がない。どんな人でも同じ条件で一緒にできる。多様な人がいても枠を超えて混ざり合う。相手の立場に立ち、実際にやってみて、その感覚を知ることで、思いやりの心を持つことができる。こういう気持ちを多くの人に知ってもらいたいと思っています。その意味では、車椅子バスケは障害者だけのスポーツでなく、みんなが参加するスポーツにしていけたらという夢もあります。スポーツを通して、もっと人が優しくなる、ギスギスしない世の中になる。そう信じして、Bリーグの仕事にも取り組んでいます。

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