リーダー語録:竹内美奈子さん4

2016.07.26 (火)

プロマネを10年務めた後、NECの物差ししか知らないということに違和感をもち始めました。それに、中間管理職ではなく、もっと自分のオーナーシップ(裁量)が効く職に就きたい。それには小さな会社で働くのが良い。それに、また人財系の仕事に戻りたい。そんな思いもあり、エグゼクティブ・サーチ(ヘッドハンティング)の会社であるスタントンチェイスインターナショナルに入社しました。当初は、技術者の採用を担当し、その後、マネジメントレベルの採用にも関わることになりました。

 

ただ、採用の仕事をしている内に、「採用だけではダメ。採用した人をしっかり定着させ、育成まで関わらないと組織の問題は解決できない」と考えるようになりました。企業のトップの方には、いい人を採用すれば、それで組織や人事の問題は解決できると考える方が意外に多いんです。「残念ながら、それだけでは不十分ですよ」と話しても、簡単には伝わりませんでした。そんな中、大阪大学から「博士課程のリーダー育成プログラムに関するコンサルティング」の依頼がありました。それから、採用だけでなく、人財開発のコンサルティングをいくつか担当するようになりました。

 

ただ、社内でもほかに採用以外のコンサルティングに興味を持つ人がいなかったんです。自分も代表取締役(副社長)になっていたので、かなり会社にコミットしていましたが、採用だけでなく人財開発の仕事にも取り組みたい。それに、自分の持ち味を活かして活躍できずにいる人たちが多くいる。そういう人たちをサポートしていくのが自分の使命との思いもあり、10年勤めた会社から独立して、株式会社TM Futureを立ち上げました。当社では、人と組織の問題、リーダー育成、人の能力を引き出し成長を支援する、コンサルティング、プロジェクト支援、メンタリング活動などを行っています。

▼シェアをお願いいたします!▼

関連する投稿

現在の記事: リーダー語録:竹内美奈子さん4

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

info@watanabemasashioffice.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP