リーダー語録:竹内美奈子さん2
通常は、開発をした翌日にテストをしていました。ただ、これでは納期を守れない。苦肉の策として、昼に開発、夜にテストをする24時間体制を敷きました。2日かかることを1日で済ますしかなかったのです。プロマネなので、24時間対応しないといけない。納期までの半年間、1日しか休みをとりませんでした。その間、運転免許は失効。プロジェクトが終わった後、上司に「5歳ふけたね」と言われました。顧客から怒られ続けた過酷な日々でしたが、お金の工面とメンバの頑張りでなんとかやり遂げることができました。
このプロジェクトでは、前任のリーダーがサブリーダーとして私の下で関わっていました。自分でやらないと気が済まないタイプで、問題を一人で丸抱えしていました。それが問題を大きくしたので、「全部テーブルにのせて問題をシェアしようよ。何があっても怒らないから」と安心安全な場をつくるようにしました。すると、問題点を出してくれるようになり、早めに手が打てるようになったことから、その後、大きな問題は起こりにくくなりました。
また、顧客から怒られるときは自分が前に立つようにしました。怒られるのは誰だって嫌なもの。だからと言って、逃げるのはもっと嫌なものです。問題を起こしても、きちんと説明をして謝れば意外に済んでしまうことも、この案件を通して気づきました。余談ですが、サービスインの日に、怒られ続けてきた顧客がこちらに向かって手を挙げてきました。「また怒られるのかな?」と思いましたが、どうも先方は「よくやってくれた!」とハイタッチをしたかったそうです。それに気付かなかったら、また怒られました。
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