リーダー語録:武臣ゆみさん2

2016.01.30 (土)

転機となったのは人との出会いです。まず、前職でお世話になった松本晃さん(現カルビー会長)。起業してすぐに相談に行ったところ、まず「バナー(8万円/月の計画)の話で相談にくるなんて」と呆れられました。ですが「「患者さん向けというのはいいね。モデル自体はいいから精査して、医療機器だけでなく製薬会社にも行きなさい。製薬は機器の10倍売上があるんだからね。」とアドバイスをいただきました。相談から戻ると松本さんから「Businessの成功のKeyは『創意・工夫・実行』です。

 

創意と実行は割合やさしいのですが、工夫することは大変難しいことです。工夫は頭です。考えて、考えて、それを検証することです。成功を祈ります。」というメールが届いていて、本当に嬉しかったですね。励みになりました。このメールは印刷して額に入れて今でもオフィスの目立つところに飾っています。

 

このときのアドバイスがきっかけとなって「患者さんに向けて正しい情報を発信したいと思っている医師が自由に情報発信をできる場に対して、製薬・機器メーカーがスポンサーとなる」という新しいビジネスモデルが完成しました。これが特に新薬発売を控えている製薬の大手メーカー数社に受け入れられ、次第にビジネスが軌道にのっていきました。

 

また、あるテレビ局の関係者と出会ったことで、「施術の映像を撮影し、それをeラーニングの教材として使う」という映像系のビジネスも新たに生まれました。映像でいえば、後に技術面だけでなく、患者向けに医療情報を伝えるために病院の待合室で流すなど別の形で発展しています。このように、いろいろな方と出会い、助言を取り入れることで会社を少しずつ大きくしていくことができました。とても一人だけの力では、ここまでは来られませんでした。

 

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