リーダー語録:柳川舞さん2
2016.08.10 (水)
「どうせならメインの東京で仕事をしたい」と思い、東京のオーストラリア大使館で働くことにしました。ただ、当時は女子ボクシングの試合がほとんどない。キックボクシングはあったので、始めることにしました。いざ始めるとスタイルが全然違う。顔面にヒザ蹴りを食らう。このままでダメだと思い、タイのムエタイのジムに一人で行き、2週間修行をしてきました。その後、プロになり、5戦ほど試合をしました。働きながら試合をしていたので、目を腫らした姿で現れると、周りの人から「DVにあっているの?」と心配されます。なので、はじめに「キックボクシングをしている」と言うんです。それもあり、私はセクハラにあったことは一度もありません。
大使館では、グローバル展開を目指す企業に対して共同で新規事業の開発などを行うプロジェクトを担当しました。新規ビジネスは、何もないところから自分のつくりたい世界をつくっていくという意味では映画みたいなものだと思います。もともと映画監督になりたいと思っていたこともあり、独立して、グローバル企業向けに新規事業の立ち上げを支援するビジネスを始めました。それと並行して、総領事館時代から付き合いのあったAir Aroma社の日本展開に携わることになりました。ただ、いきなり問題が発生します。
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