リーダー語録:松田龍太郎さん2

2016.09.23 (金)

報道カメラマンとして各地を周っていたとき、多くの生産者と出会いました。「うちのトマトが一番おいしいよ」そう言う方々と接してきましたが、それだと消費者に伝わらない。その食材をNHKなどのメディアに取り上げられるようにするにはどうすればよいかというお手伝いはできる。何がニュースになるかは、これまでの経験でわかるからです。でも、例えば、そのトマトを2トンとか3トン売れるようにするにはどうしたらいいかはわからない。次第に、「売るためにどうすればいいか?」を考える企画の仕事に興味が湧いてきました。そこで、当時、映画「おくりびと」でアカデミー賞を受賞した小山薫堂さんが代表を務めるオレンジ・アンド・パートナーズに転職することにしました。

 

薫堂さんからは、企画を立てるとき3つのことを大切にしなさいと言われました。それは、その企画が「新しいか?」「楽しいか?」「誰かを幸せにするか?」です。この3つが揃っていないとダメ。実際、1つでも欠けた企画を持っていくと、「それは僕らがやる意味あるのかな?」と言って却下します。小山薫堂さんの企画「くまモン」にもこの3つの要素がきちんと入っています。だからこそ、あれだけの人気キャラになったのだと思います。身近に接して、世の中のモチベーションの上げ方が本当にうまい人だと尊敬しています。

 

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