リーダー語録:松林秀貴さん3

2016.01.16 (土)

海外勤務で大事な3つのこと

 

このような経験から得た教訓として、海外勤務で大事なことは3つだと思っています。

 

一つは、「ビジネススキル・能力(①)」です。海外では「ノミニュケーション」や「調整」はあまりなく、理路整然と業務を裁く力が要求されます。国籍も年齢も関係ありません。そのようなスタイルで仕事をするには、世界共通のビジネススキルを会得することが必要です。その方法は色々ありますが、ビジネススクールで体系的に学ぶのが良いと思います。また、言葉や環境が全く違う海外で仕事をするわけですから、高い専門性も当然必要になります。

 

二つ目は、「文化適応力(②)」です。「こんなものも食べられる」「あんなところにも行ける」といった適応力が強い人ほど海外勤務者に向いていると思います。残念ながら私はこの適応力が弱いために苦しみました…。

 

三つ目は、「英語力(③)」です。やはりこれも必要かと思います。

 

ただ、この3つにも軽重があります。重要度でいえば、経験上、①70%、②25%、③5%です。①があれば、説明する内容を絵に書いたり、手書きのフレームに落とし込んだりすることで、片言の言葉で交渉しても何とかなります。なので①が最も重要です。それに英語力も①があれば切磋琢磨している内に身に付くものです。

 

よく「グローバル化が進んでいるので英語が大事」と耳にしますが、それは違うと思います。グローバル化が進んでいるからこそ、①に力を入れるべきだと思います。

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