リーダー語録:村山忠昭さん5
日本企業1万社の海外進出をサポートしたい
子供の頃から釣りが好きで、ブラックバス釣りのプロになるのが夢でした。大学受験の際、関東で釣り部があるところを探したら、国立大学では横浜国立大学しか見当たらなかったので、そこに行くことにしたほど。最近はあまりしていませんが、釣り業界に還元したいとの思いから、ブラックバス釣りのプロリーグに出ている若い方を実業団釣り部として迎え入れました。その方は、シーズン中は釣りに専念してもらっています。彼は、現在、日本ランキング10位(約6000人中)で、釣り具メーカーのスポンサーもつくようになりました。これをきっかけに日本の釣り具メーカーの海外進出案件が獲得できる日が来ればと思っています。
当社は、創業から大企業が海外に出る際のシステム導入を支援してきました。ただ、海外進出先が以前の米国や中国から次第に東南アジア、中東、アフリカなどに移ってきた。国の数が多くなる一方、クライアントの事業規模は小さくなってきた。すると、大規模向けソフトだとコストが高くつく。もっと中小規模向けの安価なソフトが欲しいとの要望が出てきました。そこで、いろいろ探しましたが、適当なものが見つからない。「ないなら、自分たちでつくろう」と自社でソフトを開発することにしました。
そこで昨年から、クラウド型の基幹業務システム「マルチブック」の販売を始めました。これはクラウド専用で開発したソフトを複数の会社が共同で利用するため、一社あたりの価格は安くすることができ、ネットさえあれば海外のどの国でも利用できるというものです。例えば、ある飲食業のお客様では、このサービスを利用することで、海外の店舗別や料理別の損益情報を日本でリアルタイムに見て分析することができます。サービス開始から、まだ1年ほどですが、タイやシンガポールを中心に既に数社にご利用いただいています。
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