リーダー語録:木村佳司さん5

2016.11.23 (水)

当時、再生・細胞医療は今ほど認知されていませんでした。免疫細胞治療についていえば、有効性を示すデータは出ていましたが、事業として成立させるのは無理だと言われていました。いろいろと病院を周りましたが、どこも反応はイマイチ。「免疫細胞を用いたがん治療をしませんか?」と言っても呆れられるだけ。でも、患者さんのためにこの新しい治療法を普及させることは意義があると考え、「誰もやらないなら自分たちでやるしかない」と思い、「免疫細胞療法総合支援サービス」という全く新しい事業モデルをつくり、事業化することにしました。

 

そして起業から4年後、江川さんが世界初のがん免疫細胞治療の専門施設である瀬田クリニックを開設し、メディネットが「免疫細胞療法総合支援サービス」を通じて、細胞加工と研究開発を担うことになりました支援。当初は月に3~4人くらいしか患者さんが来なくて開店休業のような状態。ただ、地道に運営を続けていく内に患者さんからの口コミが広がり、徐々に来院数が増えていきました。それまで症例数は年間で数10例ほどしかありませんでしたが、開院してからこれまで積み上げてきた免疫細胞治療の治療患者数は19,000人、細胞製造数は17万件を超え(2016年9月末現在)、国内最大であると共に世界最大級でもあります。また、当社と契約・提携する病院も増え、現在、拠点は連携医療機関を含めると全国約50ヶ所超までに拡大しています。

 

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