リーダー語録:木村佳司さん4

2016.11.22 (火)

新しい価値をつくるときは周りに迎合してはダメ

 

私は、ぜん息を治して健康になった経験があるので「小さくてもいいから何か世の中に恩返しをしたい」と思っていました。そこで会社を辞めて43歳のとき起業しました。自分の経験から「免疫のビジネスをやろう!医療・健康にかかわる分野で全く新しいことをやりたい!」そんな気持ちでいました。でも、免疫のビジネスといっても、どこから手をつけたらいいかわからない。試行錯誤を続けていたとき、分子免疫学の基礎医学者であった東京大学名誉教授の故・江川滉二さんを紹介され、会うことになりました。

 

当時、江川さんは東大の教授を辞任され、ある財団で研究等を行っていました。そして、免疫細胞治療を受けたいという人がいたら、ボランティアで治療をされていたのです。江川さんと話をしていたとき「治療の副作用から多くの患者さんを救うにはこの治療しかない」と大きな可能性を感じました。でも、現実は江川さんの知り合いしか治療が受けられない状態。そこで、「もっと多くの人が受けられるように免疫医療を事業化しませんか?」と提案しました。すると江川さんから「じゃあ一緒にやりましょう」と言われ、ビジネスの方向性が決まりました。

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