リーダー語録:大崎真孝さん3
2016.05.25 (水)
この作業を毎朝20分くらいすることをルーティンとしています。一種の儀式みたいなものですが、書き出すことで頭の中が整理されますし、精神的に落ち着いた状態で仕事を始めることができる。また、リアクティブにならずに能動的に仕事を進めることもできる。あとは、事前の準備や主義を先に書いておくことで、何が来ても受け止められるようにもなる。この作業をすることで、そんなメリットがあります。
それとは別に、もう一つの手帳に自分のポリシーを書いています。例えば、「部下の弱みを指摘することが上司の仕事ではない。部下の個性を活かして一致団結させること、部下を解放することが上司の仕事」これは、マーカス・バッキンガムの言葉ですが、これからのリーダーは、よっぽどのカリスマでない限り、このスタイルでいくべきだと考えています。
そして、この手帳は、年に一度書き足すように決めていて、10年ほど続けています。例えば毎年、年末から正月にかけてナポレオンヒルの「思考は現実化する」を読むことにしています。面白いことに毎年、心に響く言葉が全然違う。その時々で悩んでいることが違うと、自分の中に飛び込んでくるセンテンスが違ってくるので、それを加えていっています。そして、悩んでいるとき、苦しんでいるときは、寝る前に手帳を読み、瞑想してから寝るようにしています。それで気持ちがリセットできるので、この手帳はまさに私の頭の栄養ドリンクになっています。
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