リーダー語録:今西良光さん2
MBAでビジョンを固め、創業仲間を集める
MBAで得たものは二つあります。一つは、経営者としての倫理観です。ある授業で、不正会計をテーマにしたクラスがありました。そこで、「自分が社長の立場になったときどう判断するか?」をトコトン考えました。本を読むだけでなく、ケースで追体験したことにより、自分の軸が決まった感じです。ちなみに当社では、経営陣の中で決めたことがあります。それは、意思決定の判断基準を「決定までの過程や内容をきちんと社員に話せるかに置く」というたこと。内部でごまがしがあれば会社を継続できないとの想いからです。MBAに行かなければ、このような倫理観を持たずに安易に起業していたと思います。
二つ目は、仲間をみつけたことです。例えば、共同の創業者はMBAの同期です。たまたまお風呂に入っていたとき、今のビジネスのアイデアが浮かびました。すぐに彼に、「明日の朝イチにプレゼンをしたい」と連絡し、内容を話しました。すると、すぐに「やろう!」と言ってくれ会社がスタートしました。また、バグだらけのデモを使ってもらいフィードバックをいただいたり、信用力が全くないときに自分が顧客になってくれたり、他の顧客を紹介してくれたりする人もいました。彼らの助けがなければ、今の段階まで来られたかわかりません。
MBAの授業ではケーススタディがあります。そこで、いろいろな人とディスカッションをしている内に、お互いの考え方や価値観が段々とわかってきます。なので、志を共にし、一緒にビジネスを立ち上げる仲間を選ぶにはとてもいい環境です。また、起業を目指している方も多いですし、先生からのバックアップもあります。MBAでは多くの方から協力を得ることができますので、起業をする上でとても恵まれた環境だと思います。
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