リーダー語録:今西良光さん1

2016.01.18 (月)

部下の一言にショックを受ける

 

私は、2013年に起業しましたが、それまでは会社に勤めていました。そのときに、部門内のコミュニケーションで悩んだり、雰囲気が殺伐としていて、働きづらさを感じたりすることがありました。また、「今までこうしてきたから、こうしよう」というような前例主義的なところもあり、自由に発言したり、行動することが難しい面もありました。「僕がリーダーなら、もっとポジティブなコミュニケーションを増やして、みんながイキイキと働ける場所にするのに…」と一社員として強く思っていました。

 

数年後、自分がマネジメントの立場になったとき、ある部下から自分が以前感じていたことを言われることがありました。当時は、店舗を管理する立場でしたが、1店舗に100名程の人が働いていました。それに自分自身の仕事もあります。とても一人一人のことをケアする余裕はありません。そんなとき、自分から見て働きが物足りない部下に注意したところ、「今西さんって全然私たちのことを見ていないのに、何でそんなことが言えるんですか!」と言われました。そのときに「はっ」とさせられ、返す言葉がありませんでした。

 

恐る恐る実情を他の人に聞くと、その人は頑張っているとのこと。自分の力量のなさに愕然としました。ショックでした。自分自身がつらい経験をしたことから、「一人一人ときちんとコミュニケーションをとろう!」と考えていたのに、実際は全然できていませんでした。そのとき、「こんなことでは誰も幸せになれない。人数が多くてもチーム内でコミュニケーションがとれる仕組みをつくりたい!」と考えるようになりました。ただ、具体的なアイデアが浮かびません。それを探しに早稲田のMBAに行くことを決めました。

 

▼シェアをお願いいたします!▼

関連する投稿

現在の記事: リーダー語録:今西良光さん1

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

info@watanabemasashioffice.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP