リーダー語録:ひぐちまりさん3
2016.05.03 (火)
そこでは二つのことを学びました。一つは「観察すること」、もう一つは「事実と解釈を区別すること」それができれば感情に振り回されることがなくなるとのことでした。これらは、今でも私の考え方のベースになっています。
そのセミナーに参加しているとき、ある建築企画会社の社長と知り合いました。その方は、喜界島という小さな島の出身で「私は戦後、ユニセフからもらったミルクで育てられた。あの支援がなかったら死んでいただろう。大人になったら自分が途上国の子供達を助けると決めたんだ。」と、様々な寄付活動をしていました。活動の一つに「地球上から飢餓を終わらせる」ことを目的にしたハンガープロジェクトがありました。その話を聞いて「素晴らしい」と思い、その会社に転職させてもらい、社長秘書になりました。
その方は、年間に億単位の寄付をしていたので、世界のあらゆる会議から招待されていました。例えば、オックスフォードでの世界人口会議に行ったときは、ダライ・ラマと会う機会があり、マザーテレサとは話をすることもできました。また、米国のカーター元大統領のプライベートレセプションを開催するなど貴重な経験をさせてもらいました。
「この人のためなら何でも頑張れる」「この人をサポートして世の中を変えていきたい」純粋にそう思えたので、仕事では何でもできました。この会社で勤めていた時、初めて自分の居場所を感じました。
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