【渡邊将志オフィス】上場企業等向け「経営戦略/IRコンサルティング」×「MBA研修」で収益＆株価アップを支援

「リーダーとしてどうしたらいいかわからないんです」

「会社でグループリーダー制というものが導入されて、自分がそのポジションに就きました」

「今までは同僚と同じ立場で仕事をしていたんです」

「それが急に自分が、その人たちに指示を出す立場になりました」

「お互いやりにくいのですが、自分がどういう風に振る舞ったらいいかよくわからないんです」

初めてリーダーになった人の話です。

それまで10年以上、普通に仕事をしていたのが、いきなりリーダーに抜擢されたとのこと。

しかも何の前触れもなく、会社の制度がいきなり変わったことで、

急に「リーダーになって」と言われたそうです。

気持ちの準備ができずにリーダーになったので、戸惑っているとのこと。

それでも当初は「とっても嬉しかった」そうです。

「自分がやってきたことが初めて認められた感じがしました」

「それに給料もソコソコ上がりましたし、モチベーションは上がっていたんです」

「でも、実際にリーダーとしての仕事が始まると不安だらけになりました」

「自分がやっていることが正しいのだろうか？もっといい方法があるのでは？」

「すると、急に自信がなくなり、リーダーのポジションが煩わしく感じるようになりました」

会社側も、リーダーに抜擢した数人にリーダー研修はしたそうです。

1回4時間の研修を2回やってくれたそうです。

「確かにタメになることもありましたけど、それだけでは全然足りないです」

「他のリーダーも苦戦していて、みんな疲れている感じです」

「こんなことならリーダーなんて引き受けなきゃ良かったという人もいます」

初めてリーダーになったとき、誰もが一度は味わう感覚ではないでしょうか？

リーダーとして抜擢されて意気込むものの、なかなか自分らしいリーダーシップを発揮できない。

高い理想やイメージに、現実が追い付いていないことによるギャップ感。

これに苦しんでいる人は実際に多いです。

もちろん私自身にも同じような経験があります。

「リーダーとしてバリバリ働くぞー」と思っていたのに、できない現実。

「こんなはずではなかったのに…」

実践の難しさに戸惑い、悩み、苦しんだ経験があります。

そのことについては、明日以降お話していきます。