MBA体験記13~講義の選択1~
ここからはMBA時代について書いていきます。
私は2005年4月に早稲田MBAに入学しました。
ちょうど今から10年前のことです。
現在とは講義内容等が大きく変わっている点は多々あるかと思います。
ですので、講義内容ではなく、そこに潜むエッセンスをつかんでいただければ幸いです。
まず、履修した授業の内容について明日から何回かに分けて書いていきます。
私は聴講を含めて全部で25講座を受講しました。
その中で特に印象に残った授業をピックアップし、講義内容を書いていきます。
今から振り返ると、記憶に残っている授業は意外に少ないなと思います。
次に、ゼミについて説明します。
通常、MBAの2年次はゼミで修士論文の作成をすることがメインのテーマとなります。
「修論をどのように作成するのか?」
「修論を作成するメリットは何か?」
この点は、なかなかイメージがつかみにくいと思われます。
そのため、論文作成の過程をより詳しく説明していきます。
また、私はMBA修了直前に論文をベースに本を出版しました。
その点も簡単に触れていきます。 通常、MBAの1年次は「授業」で経営全般について学びます。
これは早稲田でも同じでした。
MBAの授業といえば、「ケーススタディ」で侃々諤々の議論ばかりしている。
そんなことをイメージされているかもしれませんが、実はそうでもありません。
この点は誤解されている方も多いと思います。
私も、「MBAではハーバードのようにケースばかりやるもの」との先入観がありました。
ただ、すぐにケースだけの授業はむしろ稀で、いろいろなスタイルがあることがわかりました。
「講義形式」もあれば、グループでビジネスプランなどを作成する「グループワーク」もある。
また、それらを組み合わせものもあり、授業の形式は様々であることがわかりました。
そして、その方がケースだけよりも有用性が高いとも思いました。
(続く)
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