【渡邊将志オフィス】上場企業等向け「経営戦略/IRコンサルティング」×「MBA研修」で収益＆株価アップを支援

質問者

周りからの影響を受けながらも自分の気持ちを大事にする。

それがキャリアを充実させる上で必要なことなんでしょうかね？

渡邊

そうだと思います。

「自分はこれが好き」というものはわかっている。

自分は何にワクワク感を覚えるかを知っている。

それをキャリアの目標に置くことが大事だと思います。

自分が好きでもないことを目標に置くと達成しても満足できませんよね。

よく、ある程度の地位を築いた人がこういうことを言うんですね。

「こうなったら幸せになると思って頑張ってきた。でも全然楽しくない」

「自分はこんな人生を望んでいたわけじゃなかったのに」って。

恐らく、それは自分の好きなことと目標がズレていたんだと思います。

質問者

それって聞きますよね。

自分はそうなりたいって必死に目指してきた。

でも、達成してみて、初めてその世界を見たら、自分のイメージと違う。

「こんなはずじゃなかったのに」って悩んでしまう。

渡邊

行ってみないとわからないところは確かにありますからね。

なので、ある程度のズレは仕方ないと思うんですね。

「あ、こんな世界だったんだ。イメージと違っていたな」って。

多少なら許容できると思うんですが、全く違うとつらいですよね。

「何のために努力してきたの？」ってなってしまいますから。

質問者

渡邊さんの場合も、そういうズレって結構ありましたか？

渡邊

はい。しょっちゅうありました。（笑）

やっぱり、自分のいいように勝手にイメージしますからね。（笑）

「この世界は、こういうものだ」って。

ただ、自分でキャリアプランを立ててのことなので、意外とあっさりしてましたよ。

「あ、こういう世界だったんだ。来てみないとわかんないもんだな」って。

（*）インタビューは2009年12月に行われました。