【渡邊将志オフィス】上場企業等向け「経営戦略/IRコンサルティング」×「MBA研修」で収益＆株価アップを支援

質問者

キャリアプランを考える上で子供の頃に好きだったことを考えた。

すると、先生になることとわかったんですね。

他には何か好きなことってあったんですか？

渡邊

野球が好きでした。

当時はスポーツといえば野球でしたので、近所でもみんなやっていました。

小一のとき、三つくらい上の近所のお兄ちゃんに教えてもらって始めました。

年上の人たちに混じってやっていたので、最初は一番下手だったんですね、

自分がバッターボックスに立つと、ピッチャーが前に出てきて軽く投げてくれる。

そんな手加減をしてもらいながらも、一緒にプレーをさせてもらいました。

やっていく内に慣れてくるので、徐々に上手くなっていったんですね。

手加減されることがなくなり、年上と同じ条件でやることが増えていきました。

そうなると、同じ学年ではかなり上手い部類になっていたんです。

小二のとき、クラスでチームをつくり、他のクラスと対抗戦をしたりしました。

自分で打順やポジションを考える。練習メニューをつくって放課後に練習する。

隣のクラスに試合の交渉に行く。そんなことをしていました。

ある試合で、二打席連続でホームランを打ったことがあったんですね。

自分がイメージしていた通りのスイングができ、イメージ通りの弾道で球が飛んで行った。

誇らしげにベースを周り、みんなでハイタッチをして喜びを分かち合う。

そして、試合後は、みんなで試合を振り返り、あれが良かった、これが良かった。

そんなことで盛り上がる。

そんなシーンも思い出したんですね。

大人になって忘れていたんですが、子供の頃に好きだったことを考えていたら出てきた。

そのとき、自分は、みんなをまとめることが好きなんだと改めて思いました。

そして、自分が持っているものを他の人に伝えて、一緒に成長する。

そして、みんなで成果を出して、喜びを分かち合う。

こんな風に、みんなでワイワイ盛り上がることが好きなんだと実感しました。

そのときも、「これって先生とやることが似ている」と思えたんですね。

本来は、先生というよりは、キャプテンとかリーダーのイメージかもしれませんが。

でも、自分が何に喜びを見出すかのイメージができたんです。

それ以来、自分のキャリアの目標は、リーダーであり、先生になったんですね。

（*）インタビューは2009年12月に行われました。