MBAホルダーの本音56~MBA前後のキャリア目標7~

2016.08.21 (日)

質問者

将来のキャリアのイメージを描き、そこに至るまでの道を具体的に描く。

この道は見えてくるものなんですか?見えないこともあるんですか?

 

渡邊

私の例では、見えないことはないですね。

本当にやりたいことであれば、何とかして到達しようと必死に考えますから。

絶対にあるはずと思って考えるんですね。

方法なんて本来は無限にありますから、アレコレ考えてみます。

すると、どこかのタイミングで、この道を行けばゴールまでたどり着く。

そういう確信めいた一本の道が見えてくるんですね。

これは経験上、間違いないですね。

 

もし、見えてくることがないのであれば、それは目標自体に魅力がないのかもしれません。

本当に心の底から達成したい目標ではないのかもしれませんね。

あるいは、とは言っても無理だよなと、半分諦めているところがあるのかもしれないです。

どこかに、これは無理という思いがあると、無理というその思いの方が実現します。

やっぱり、心の持ち用って大事なんですね。

これは理論的にも明らかになっているんですね。

 

質問者

なるほど。ここでも無理という思考が現実化するということなんですね。

理論的にということですが、どんなことが証明されているんですか?

 

渡邊

MBA時代にクリエイティビティの研究をしたという話は先ほどしたと思います。

クリエイティビティというのは、簡単に言うと新しいアイデアを生み出すことなんです。

で、それに必要な要素は、大きくは三つだということがわかっています。

 

一つは、専門知識です。ある領域において専門的な深い知識が必要ということです。

二つ目は、創造的思考です。常識の逆を行くという考え方とかですね。

あとは、既存のアイデアを組み合わせて、新しい概念を生み出すスキルとかです。

三つ目は、モチベーション、つまりやる気なんですね。

で、この三つの中で最も比重が高いのがモチベーションなんです。

意外かもしれませんが、知識やスキルよりも、やる気が一番大事なんです。

 

(*)インタビューは2009年12月に行われました。

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