MBAホルダーの本音01~MBAに行った理由~
「MBAは仕事に役立っていますか?」
「MBAで学んだことで一番役に立ったことは何ですか?」
「MBAでの学びをどのように仕事に活かしていますか?」
MBA取得後に、あらゆる人からこのような質問を何度も受けてきました。
それに対して、このコラムでもいくつか私の体験談を紹介してきました。
今回は、MBA修了後2年半が経った2009年12月に行われたインタビューの内容を紹介します。
インタビューのテーマはコレ。
「MBAホルダーはMBAでどのような経験をし、どのように活用しているか?」
「MBA取得後の実態がなかなかわからない」という声を反映してテーマ設定がされたそうです。
確かに体験談はそうそう多くはないですからね。
このインタビューは今から6年前のものです。
今から見ると、「ちょっと違うかな~」という内容も含まれています。
ただ、エッセンスは変わりませんので、参考までに紹介していきます。
数十回のシリーズになると思いますが、お付き合いただけると幸いです。
それでは「MBAホルダーのぶっちゃけトーク」を始めていきます。
質問者
本日は宜しくお願いします。
まずMBAに行く前のころから、お話を伺いたいのですが。
MBAに入ったときの経緯と動機についてはどのようなものだったのですか?
渡邊
はい。経営全般について一通り学びたいと思っていたことがまずあります。
経営資源には、一般的にヒト、モノ、カネがあると言われています。
その中で、MBAに行くまでは「カネ」まわりの仕事を中心にしてきました。
逆にいうと、それしかしてこなかったんですね。
お陰様で、カネまわりについては専門性もかなりも高まったし知識もついてきた。
ただ、それ以外のモノ、いわゆるマーケティングをどうするか?
ヒトや組織をどう動かしたらいいのか?
リーダーシップをどう発揮すればいいのか?
モチベーションをどう上げればいいのか?
その経験があんまりなかったんですね。
だから、どうしたらいいかわからない。
自分で勉強するのでも良かったのかもしれないんですけど。
でも、やはりMBAで疑似体験のようなものを積んだほうが、より身に付くのかなと。
知識が血となり肉となるのかなと思いましたので。
本を読んで勉強するよりMBAできっちり体系的に学んだほうがいいのかなと。
それがMBAに行くことを決めた理由です。
(*)インタビューは2009年12月に行われました。
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