MBAでの人脈づくり~先生編1~

2015.07.16 (木)

MBAでの人脈の一つに先生(教授)とのつながりがあります。

 

MBAで教えている先生には、三つのタイプがあります。

 

一つは「理論系」のタイプです。

長らくアカデミックな世界で研究を続けてきて、その道を究めている先生です。

ある意味「学者肌」とも言えるかもしれません。

欧米の最新の理論にも精通していて、事例だけでなく理論的な背景を学ぶことができます。

ただ、MBAではビジネスがテーマである以上、実務世界との関わりを持っている方がほとんどです。

学校の外から一歩も出ないで研究をされている方は、MBAの性質上いません。

 

二つ目は「実践系」のタイプです。

こちらは逆に、長い間ビジネスの世界に身を置き、そこで大きな成果をあげられてきた先生です。

特にMBAで教えることに近いコンサルティング会社出身の方が多いです。

豊富な事例とフレームワークを駆使してスマートに教えられます。

ご自身もMBAホルダーの方が多いので、もちろん理論的な見識もきっちり持たれています。

 

三つ目は「理論と実践の融合」のタイプです。

前述の二つの中間というイメージです。

中間というと中途半端なイメージがあるかもしれませんが、

どちらもきっちりやるので、倍の負担がかかる(いや勉強ができる)感じです。

 

明確に分類できるわけではありませんが、概ねこの三つのタイプに分かれます。

どのような先生とお付き合いをしていくのかは、人それぞれですし、目的によっても違います。

 

例えば、「理論の裏付けのあることを学びたい」のであれば、

「理論系」で自身の興味のある分野の先生に師事するのが良いと思います。

 

また、「将来コンサル会社に勤めたい」との考えであれば、

「実務系」で特にコンサル出身の先生のゼミに入るのが理想だと思います。

 

そして、「両方をガッツリ学びたい」のであれば、

「融合系」で理論と実践を同時に学ぶという選択になると思います。

 

では私の場合は、どうだったのか?

ゼミとしては3番目の「融合系」を選びました。

それは、私自身が、「まず実務の世界で通じる力を身に付けたい」と思っていたことと

将来的には「学校で教えたい」との考えを持っていたからです。

詳しくは明日お話しします。

 

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