リーダー語録:柳井秀政さん2
2016.01.11 (月)
求めたときに人が現れるセレンディピティを感じる
30歳のとき、仕事でかなり落ち込んだ時期がありました。きっかけは商品開発の際に行うグループインタビューです。これは消費者から壁一枚はさんだところに陣取り、率直な声を聞くというものです。当時はこれがイヤで仕方ありませんでした。消費者はそれこそ言いたい放題。でも、その言葉は重く、商品開発に反映させなければいけない。
あるとき、「なんで壁の向こう側の意見で商品をつくらないといけないんだ!」と溜まっていた不満をあるコンサルタントにぶちまけました。すると、その方から「あなたの隣に座っている人はみんな消費者でしょ」と言われたのです。
このときも衝撃が走りました。それまでは会社任せで、自分でできることを棚上げしていたのです。それからは「チャット調査」と称して、身近な人から意見を聞く調査を独自に始めました。友達だと近すぎるので、「友達の友達」あたりを自宅に招き、フランクに意見を聞く。自己満足だったかもしれないけど、これがその後の開発にものすごく役立ちました。
関連する投稿
- 代表挨拶
- 当社代表が「山口県女性創業サポート事業実践的創業セミナーPOWERS」(山口県主催)の「経営戦略」の講座に登壇しました
- 当社代表が「山口県女性創業サポート事業実践的創業セミナーPOWERS」の「ロジカルシンキング」の講座(山口県主催)に登壇しました
- 当社代表が登壇した「東証一部上場を目指すベンチャーのための戦略的IRセミナー」(サーキュレーション主催)の内容が公開されました
- 当社代表が「コロナ後の株価向上を目指す経営戦略・IR戦略セミナー」(ZUU online主催)に登壇しました
現在の記事: リーダー語録:柳井秀政さん2